元同僚の友人の見舞いで御茶ノ水の東京医科歯科大の附属病院に行ってきた。
この病院の見舞い客はほぼいないもよう
近所の順天堂大学病院などは見舞いでよく訪れてきたし、ダンスでもよく行く駅なのに、この病院に入るのは30年の東京生活で初めて。
しかも、ここが国立大学とはあまり知られていない。
(近所の私のかかりつけ医はこの病院の循環器内科部長だった)
なぜ、医科歯科大?と思ったが、友人の病気は舌がん。
開業前の新築病棟(左)と古めかしい歯科病棟(右)
堀ちえみさんがかかって有名になった病気だ。
入院するのは口腔外科とのことで、口内関係だと日本ではこの病院が最高峰なのかもしれない。
口腔外科は歯学部病棟にあり、12階建て。
普通、歯医者さんに入院することもないし、クリニックのほうでも入院施設はない。
手術となったら、この大学病院に集中するのだろう。
大学病院所有の救急車もある
昨年、隣の順天堂大学病院に見舞いに行ったので、見舞いが大変なことは知っていた。
時間と人数が制限され、面会客は不織布のマスク必須。
病棟に入ると真っ暗で売店も休み。
明るくてスーパー並みのコンビニが営業している順天堂とは大違いだ。
ダンスから駆けつけたのでトイレで着替えさせてもらった。
トイレに着替えボード(上)と15分タイマー(下)
手続きは守衛室と病室のあるフロアのナースセンターの2カ所。
キッチンタイマーを渡されて、15分以下で終わるようになっていた。
友人の場合、手術前だったので会話ができたが、手術後は1週間ほど鼻から管を通して食事も取れず、その後、食事や会話などのリハビリだそうだ。
そうか、口の中を手術するということは、食事や発声に関係するんだね。
ネーミングした人は素晴らしい
今回初めて医科歯科大学に行って知ったことは高度な専門科があることだ。
最初に目に留まったのは「息さわやか外来」。
口臭をどうにかするための治療だと思うが、確かに「口臭外来に通ってます」とは打ちあけにくい。
ほかに、「顎関節症外来」「歯科アレルギー外来」「言語治療外来」などかなり特殊な科があるのだ。
今回の見舞いで、口の周囲で困りごとが起きたら、そんな専門病院があることを知っただけでも収穫だ。
あとは、友人の手術の成功と快癒を祈るのみ。
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