知っている人は知っているシステム「セールスフォース」。
桜坂の桜も葉桜に移行
セールスフォースは、枠に情報を入力すると個人や会社のwebページができて閲覧できる、顧客管理システムだ。
身近な例では、いろいろなものを予約する際、氏名や連絡先を入力することがある。
それがページとなって閲覧できるようなイメージだ。
使う会社はその情報を加工してさまざまな分析してマーケティングなどに活用していく。
導入しているのは中央省庁や独立行政法人だったりする。
(もちろん、民間企業でも使われているが)
セールスフォースはアメリカ企業の製品なのだが、日本政府をがっつり取り込んでるなあ…というのが第一印象。
坂の途中の我が教会も桜が名残り惜しそう
特別込み入った仕組みでもなく、これくらいのシステムは日本のIT企業でもいくらでも作って提供できると思うのだが。
その後最近、セールスフォースが、ISMAP(イスマップ:Information system Security Management and Assessment Program / 政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)という基準を満たした企業・製品だと知った。
その基準を満たしているのがセールスフォースのほか、GoogleWorkspace テレビCMをたくさん流しているキントーン、サイボウズオフィスMicorosoftDynamics365、オラクルセールスなどだった。
これはズバリ、赤字覚悟の目玉商品でしょう
キントーンとサイボウズオフィスを出しているサイボウズ社以外、皆アメリカの企業ではないか。
古い言い方をすればアメリカに手綱を握られている格好だ。
日本の官公庁のデータベースがほぼアメリカ製で大丈夫なの?
この資格って、日本の企業が取得するのは難しいのだろうか。
日本企業にこのようなシステムを作れと言えなかったのだろうか。
(例えば、世界のパナソニックとか)
そう考えると、パソコン使用者の9割以上は使っていると思われるワード、エクセル、パワーポイントなどのソフトもアメリカのマイクロソフト社の製品だ。
紅麹のお通夜CMは連日放映中
(こういうCMに起用されるナレーターはある意味特殊)
学校教育でも使われている。
義務教育で使う道具がアメリカ製品で、ほかの選択肢はないという現実。
大昔からそうだったわけではなく、私が社会人になった1980年代はワープロなるものが主流で、これはシャープやNECなどの日本メーカーが競い合っていた。
パーソナルコンピュータの使い初めから、Mac、Windowsとアメリカ製品だったから、あの頃から静かに静かに支配下に置かれてきたんだわ。
ワードもセールスフォースも今なくなったら困るが、この先、日本主導のIT製品は出ていかないのだろうか。
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