今年のゴールデンウィークは日本舞踊のワークショップを受けていた。
神楽坂の路地の焼肉屋さんの看板が気になった
とある舞台のオーディションも兼ねたものだったが、最後の最後になって先生が、「出演する人には自分で日本髪を結ってもらう」と話された。
えっ。
それは最初から「長髪で、自分で日本髪が結える人」という条件を書いておいていただかないと、大半の人が条件を満たさないことになる。
私は仮に幼少の頃から習っていて、踊りが合格になっても、髪で不合格だわ。
自腹で日本髪の結える人を連れてくるとしても(日本髪が趣味の友人のいる私)、髪の長さと毛量ばかりはどうにもならない。
どれだけの長さと量があればこれが結えるのだろう
かつてはロングにしていた時期もあるが、今の私がショートカットなのは、だんだん髪が薄くなって、髪を長く伸ばしたら栄養が行き渡らなくなって、さらに薄くなると考えたから。
ヘアドネーション(寄付)に向けて髪を伸ばしている方がいるが、それは髪が健やかな人だけに許された特権だ。
かつて習っていたインド舞踊オリッシーをやめたのも、大使館での教室が半年を3回までという制限があったこともあるが、先に進むと本格的なインド髪を結わなければいけないからだった。
額から連続して髪全体を二つに割るスタイル
長い黒髪を後ろで真っ二つに分け、左右に三つ編みを作って結っていく。
後頭部の薄い私には無理な髪形だ。
私もだが、髪の薄いインド人はいないの?
日本人だって戦前までなら髷の結えないおばあさんはたくさんいたと思われるが。
当時は髷が結えなくなるまでに、サザエさんちのフネ母くらいの年で亡くなっていたのかな。
ランチはなく高いものについてしまった神楽坂焼肉
踊りたい気持ちはあっても髪のせいで断念しなければいけない芸ごとは悲しすぎる。
その点、シニアチアダンスチームはすごいよ。
白髪や薄毛やらの人のために、全員、金髪・ボブ(おかっぱ)のカツラをかぶったりされている。
(シニアチアで画像検索してみてください)
これから全世界的に高齢化社会は進むなので、こういう柔軟性が必要だと思う。
私は踊る人のためのウイッグとか開発・販売したいくらい。
好評発売中!
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