前々から考えていたことではあるが、不要品処分については①あげる、②捨てる、のほかに③売るという方法を考えていた。
丸くて赤いモニターなど全体的にカワイイお教室
フリーマーケットなど出店できたらいいが、業者が中心だし、会場まで品物を運ぶ自家用車もない。
私にはフリマアプリが合っているのかとメルカリを考えていた。
買ったことはあるが、売ったことはない。
とりあえず、出品のムックを買って眺めていたら、仕事関係の方が「そういえば、ショッピングセンターなんかでお教室をやってますねえ」と言い出すではないか。
ふうん、と思っていたら1週間後くらいに上野駅前の丸井(百貨店的商業施設)にその”お教室”、「メルカリステーション」の看板が出ていたので、スマホで撮影して帰った。
天井にも床にもメルカリステーションのサイン
それをヒントに調べたら、全国各地の商業施設で、毎日開催されているらしい。
主には仕事をしていないシルバー層向けのようで、「らくらくスマホ教室」に通うお年寄りのようで抵抗感はあるが、土曜日に予約して行ってみた。
私は、最初にExcelなどを学んだ時から、自己流は時間の無駄だと思っている。
しかるべきプロから、順を追って教えていただくのが、結局は一番の時短で効率が良いと知っているので。
行くと5席あるうち、参加者は私1人。
5分以上遅れて、もう一人奥さまが来られたのだが、遅れて他の受講者や先生に迷惑がかかることなどお構いなしだ。
私は早めに行って、売る商品の写真撮影をしたり、先生とマンツーマンで準備していたのだが。
梱包資材を買えたり、撮影もできたり
結論から言えば、これは参加して非常に有意義だった。
世の中にはメルカリのやり方を説明したwebサイトや動画もあるが、仮にスマホしか持ってないとすると、説明を見ながら操作をすることはできない。
紙のテキストもあって、皆と一緒に作業が進められることがよかった。
仮につまずいても、目の前に先生が控えている安心かんといったらない。
参加賞ではないが、梱包材などももらえて、テキストももらえて、受講料は最低でも3千円くらいは取ってもいい感じだ。
(重要な箇所に貼る付箋やペンまで準備してある)
とりあえずがま口財布を練習台にしてみた(白背景でキレイに撮影できる)
どういうものが売れるか、捨てるはずのこんなものが高値で売れる、売れないものもこうしたら売れる、ここだけは注意、というポイントを押してもらえるのがありがたい。
受講して驚いたのは、一番の売れ筋がユニクロだという点だ。
そんなのどこにでも売っていて、ほかの人とかぶってしまう…というのは都会の人で、例えば離島に住む方などは何でも通販で買えるとはいうものの、送料が高く付くので、送料が定額で売価の安いメルカリで商品を探すそうだ。
売れる品物はズバリこれだ!
そういえば、発送の主流はクロネコヤマトと郵便局だが、それぞれメルカリ限定のサービスや資材を準備している。
郵便局など元はと言えば国営事業だったものだが、創業10年で国家的な組織を動かしたビジネスモデルに仕立て上げたメルカリ。
そこが一番のびっくりポイントだった。
そして、メルカリと提携してステーションを運営するメリットは何か。
シルバー層を呼ぶ、丸井のクレジットカードを作らせる、個人情報の取得…それは私にはわからないが、上野店の場合、丸井の社員をメルカリに出向させ、インストラクターの資格を取得の上、店舗で指導させているそうだ。
持っていた本を「売ったらいい」と勧められた
ステーション終了後は、丸井の社員に戻ると聞いた。
社員さん自身も売り方、教え方のスキルが身に着いて出向はお得しかない。
私も、できることなら、このインストラクター資格取ってみたいと思ったほどだ。
3月25日までの期間限定ということなので、メルカリをやってみたい人は予約の上、ぜひ行ってみてください。
https://jp-news.mercari.com/more/station/
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