2月の三連休の1日は、友人の母が誕生日(80代前半)ということで、一緒に大衆演劇に繰り出した。
3時間45分2千円のエンターテインメント、侮るべからず
ちょうど4年ぶり、2回目で、1回目もそのお母さんと一緒に行った。
コロナが始まったばかりのことで、マスクを調達して神経を研ぎ澄まして出かけたものだ。
昨年は大衆演劇ワークショップに参加して、大舞台に立たせていただいた。
こうして振り返ると、私はわずか1回見ただけで、それに挑戦したことになる。
桟敷席を予約、花道にかぶりつき
でも、経験して2回目を見ると、大衆演劇のいろんなことに感心する。
踊りの振りのどこか難しいかとか、殺陣の素晴らしさとか、芝居のセリフをよく覚えらえるなあとか。
そう、大衆演劇は月に20~25日上演で、昼と夜は別の芝居だ。
おひねりの代わりのレイを開演前に販売(1本千円)
単純計算でも40演目くらいのセリフや立ち回りが頭に入っていることになる。
ジャスト3時間45分もあって、入場料はわずか2千円。
そして、手作りのおにぎりほか、売店で売っているものも、コンビニやスーパーより安いときた。
十条銀座の惣菜店であれこれ買っても540円
150円の売店おにぎりがコスパ最高
こんなエンターテインメントが近所にあるだけでも北区民でよかった。
帰りはラーメンを食べる約束になっていて、近くのラーメン店を探してあった。
が、行ってみたら、午後の休憩時間のようだった。
仕方なく、近所の王将に入った。
大入り満員で大入り袋が配られる
ラーメンなど、いつでもどこでも食べられると思うが、東京の店に一人で店に入って外食するということがハードルが高いのだそうだ(お母さんは普段東北の某.県にお住まい)。
確かにそうかもしれない。
80代の方が若かった頃はファーストフードもファミレスもなかった。
女性が一人でどこかに入って食事するような局面はなかったのだから。
自分も好きだから大衆演劇にお供するのは苦にならないどころか、むしろ一緒に行く人がいてうれしい。
そして、チェーン店に行って中華そばを頼み、残りそうなら半分食べるのをお手伝いすることもおやすいご用だ。
中華そばの定食を1つで十分
○○ボランティアとか福祉とかプロジェクトというと大げさだが、もしかして今回のようなお供が誰かのためになるなら、心の底から「喜んで」という気持ちだ。
私が80代になった時、若いだれかが行きたい所に一緒に行ってくれるかなあ。
一緒に行ってもらえるよう、よい行いを心がけましょう。
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