先日、我が国がGDP(国内総生産)3位の座をドイツに渡したというニュースが流れた。
ドイツが儲かっている印象もないが日本のほうが下に
米ドル換算なので、為替レートの問題もあるが、日本の”稼ぐ力”が落ちたということだ。
そして、すぐさま、東証の日経平均株価がバブル期以来34年ぶりに最高値を記録したという知らせも飛び込んできた。
こちらは、米国の半導体関連が押し上げたものだそうだ。
数日前に、台湾のTSMCが熊本県の工場を稼働させた。
株価は一瞬だけではダメでずっと高くないと意味がない
海外に工場というのは1980年代以降、日本が展開してきたビジネスモデルだ。
それが、今は海外のメーカーの工場を受け入れる側になっている。
人件費が高い地域に工場は建てない。
土地や人件費が安いから進出してくるわけだ。
台湾企業が儲かっているからだけではない。
日本政府からも兆円単位の支援が出る。
兆単位のお金があるなら、能登半島地震の復興に使ってもらいたいと願うのは私だけではないはずだ。
池袋の銀行も4分の1ほどの面積に減っていた
GPPが3位から4位になっても、下には200カ国も控えていて、日本が先進国の1つであることは間違いないし、日本の製品やサービスが世界一であることも間違いない。
ただ、私や親の年代が経験してきたような、高度成長、バブル経済のような浮かれた時代は終わった。
この先、給料が上がりまくってウハウハということにはならないだろう。
急に貧困状態にはならないとしても、じわじわ使えるお金が減っていくはずだ。
コロナ前なら私もちょっと気張れば海外旅行も行けたが、今はどこにいくにもツアー代だけで50万円以上がほとんど。
缶入り白湯など買うくらいなら自宅のやかんでお湯沸かせばいいのに
海外旅行があこがれだった1970年くらいの感じの高額商品になっている。
今40歳以上の人は覚悟を決めて、この世の中を生きていく必要がある。
投資とかは誰もができることではない。
今のお金を増やすとなるとだまされたり、犯罪に巻き込まれたりする。
持っているカネ、モノの範囲で生活するのが一番。
質素・倹約をモットーに地味に暮らしていくことだ。
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